呼吸不全

近年増えている在宅酸素療法が
必要な方

近年、喫煙による肺気腫(COPD)による在宅酸素療法(HOT)導入のかたが増えております。新型コロナウィルス感染症の蔓延によりマスコミでもクローズアップされ、酸素ステーションの開設・在宅酸素の機械の不足などが取り上げられておりました。

在宅酸素療法はどんなもの?

在宅酸素療法は自宅での設置としては家庭用の空気清浄機を一つ置くくらいのおおきさというイメージで理解いただくとよいです。
お部屋の中の空気を濃縮させ高濃度酸素を作り出して吸えるようになりますので酸素ボンベは不要で電源さえとれれば問題ありません。携帯用に使用する酸素ボンベは別に必要になってきます。

NIPPV-非侵襲的陽圧呼吸

肺結核後遺症、重度の側弯症など肺が固くなり肺活量が保てなくなった患者さんには在宅でも行えるNIPPV-非侵襲的陽圧呼吸(マスク型の人工呼吸器)が使用可能です。
最初は慣れないかもしれませんが、うまくいくと寝起きの体調の不具合(だるさや頭痛、日中の眠気など)が緩和されることもあり「機械を付けているととても楽」とおっしゃる患者さんもおります。

ご自宅での医療支援が必要にならないよう、
まずは禁煙からはじめてみましょう

ご自宅での医療支援が必要にならないよう、まずは禁煙からはじめてみましょう当院でも在宅酸素療法、NIPPV-非侵襲的陽圧呼吸の取り扱いは可能です。やはり喫煙による呼吸不全は禁煙により回避できますので、禁煙はおすすめいたします。禁煙外来でも対応できますのでご相談ください。

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