禁煙外来

保険適応もできる禁煙外来

※※現在これまでの第一選択薬であったチャンピックスが出荷停止となっており使用できない状況となっております。再出荷の目途はたっていないとのことです。

喫煙習慣を止めたいと考えている方を対象に一定の要件を満たせば保険適応が認められております。

なかなかやめられない、ニコチン依存症とは?

なかなかやめられない、ニコチン依存症とは?タバコが関係する病気は肺がん、COPD(肺気腫)や心筋梗塞、脳梗塞などの体の病気とは別にニコチン依存症(タバコそのものをやめられない)という側面もあります。
タバコの煙に含まれるニコチンがとても強い依存性をもっており、これを吸うことで脳が快感を生じさせるドパミンという物質を放出します。この快感を喫煙習慣からもとめ、やめることができない状態をニコチン依存症といいます。

禁煙外来の計画について

禁煙外来は3か月のスケジュールで行い計5回の診察となり、3割負担のかたで自己負担額は18,000円ほどとなります。
禁煙補助薬(チャンピックス、一般名称バレニクリン)を処方いたします。これは内服薬で、ニコチン切れ症状(イライラ感や焦燥感など)を軽減しタバコをおいしく感じにくくする効果が期待できます。

副反応について

副作用としては消化器症状(気持ち悪い、嘔気)、眠気などが出ることがあります。

多くの人が禁煙成功しています

総合病院で呼吸器内科外来をしていた頃、肺癌の疑いと言われた患者さんが翌日からタバコを完全にやめられたというかたもたくさん経験をしました。禁煙外来をしなくても御自身の意思で禁煙を成功されたかたも多いです。
自分のお子さんが大きくなり孫が生まれた際、元気なおじいちゃんとして孫の面倒を見れるようになるか、もしくは在宅酸素療法をうけ感冒のたびに入退院を繰り返すおじいちゃんになるか、今後の人生についてよく考えてみると禁煙の動機付けになるかもしれません。それでもどうしてもタバコをやめられないというかたは是非禁煙外来での内服治療をためしてみてください。
禁煙外来で禁煙に成功したかたも数多くいらっしゃいます。

将来の自分のためにも

禁煙することで上記のような病気の予防にもなり、下記のように元気な将来の自分へとつながります。

  • 周囲からタバコの匂いを気にされることもなく人間関係も良くなる
  • 痰や咳が減る
  • お肌の具合もよくなる

是非頑張って禁煙を検討していただければ幸いです。

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